194号線から神谷地区に入り進んでいき小野・成山地区の山頂にある展望台。

仁淀川が流れる仁淀川橋や新仁淀川橋、太平洋を一望することができ、そのそばには土佐近代製紙業発展に貢献した「新之烝」の墓碑もある。

アラキモチとはいの町成山地区に昔から伝わる在来種の香りもち米で、香りと匂いがとてもよく、粘り気があって、雑煮にニコンでも型崩れしなく、しばらく置いても固くならない。

稲の背丈が高く柔らかいので機械の刈り取りが難しく手間のかかる稲穂で、現在では成山地区や小野地区でしか栽培されておらず、収量がとても少ない。

神谷小中学校の白花栴檀（シロバナセンダン）は県内的にも珍しく、往年牧野富太郎博士が、これを見て、高知県下の名木集に収録された。

「若木は他にみることができるが、これ程古い時代のものはかつてみたことがない」との讃辞を得、折り紙をつけられた。

普通、センダンは薄紫色の花を咲かせますが、このセンダンの花は白く、しかも巨樹古木であり、数が少なく珍種とされている。

幹の周りは2.35ｍ、樹高は15.0ｍ、樹齢は150～170年と推定されている。

最近まで2本あった樹でしたが、昭和57（1982）年9月の台風で1本は根こそぎ倒れ、1本だけになってしまったが、残った樹は樹勢も旺盛で、枝を四方へ張り、毎年新葉も多くつけ、夏になると大きな木に白い花がいっぱい咲く。貴重な一本ですので大切に保存しなければならない。

清流仁淀川流域で、高知県の特産くだものである、新高梨・土佐文旦や、大粒ぶどうを生産直売している。

新高梨は、高知県の秋季果樹品評会にて、通算７回農林水産大臣を受賞している。

施設内にはレストランの他、周辺観光の拠点として利用出来る宿泊棟、古い蔵を改装したギャラリー、産直市、土佐和紙の紙すき体験、カヌーなどのリバーアクティビティなど、仁淀川を存分に味わえる総合施設となっている。

カレーライスやオムライス、定食などがお手頃価格で食べられるお店。

実家に帰ってきたかのような温かい空間で、また近くに行ったら寄りたいなあと思わせる素敵なお店。

店内からは、うねるように枝を張り出した樹齢数百年のクロガネモチの老木を間近に見ることができ、水鳥をはじめとするいろいろな野鳥が集まり、トンビが窓の外にのぞきに来たり、運が良ければミサゴのダイビングが見られたりすることも。